荒廃と巨大な建物のブカレストで見るべきものはなに? 放置されたままの空きビルのカゲキな落書きは首都のイメージを一変。 6月のブカレストは肌を刺すような強い陽射しの真っ盛り。 メガマニアと言われた独裁者の元大統領は「大きいことはいいことだ?」とばかり 道路はバカに広く、建物はバカに大きくて日本人の想像を超えるものばかり。 観光めぐりは「シンドイ!」のひと言。 道路を渡るのにも建物をひとつ越えるのにもたくさんのエネルギーを使い果たして ヘトヘトになりました。 どうなっているの? この国は。 宿泊先のホテル ホテルの前で遊ぶボーイさんとノラちゃん。 ホテルの窓からの景色。 ブカレストで一番古いルーマニア正教の教会。 見学で中へ入ったらとてもフレンドリーな神父さまが 「4時から結婚式があるから見て行きなさい」と勧めてくださいましたが、 なんと親戚の人が座る席の一番トップに。 「悪いから」と遠慮しても「ノー・プロブレム」と強く勧めてくださいました。 生の聖歌隊と3人の神父さまのオペラのような朗々とした祈りの声に魅了された 素晴らしい結婚式でした。 一族の記念撮影。 おめでとう、お幸せに。 独裁者チャウセスクの城。今は「国民の館」 縦に長い建物なので想像を超える巨大さで、部屋数はなんと3107室。 世界中の官公庁の建物の中でアメリカのペンタゴンに次ぐ 2番目の大きさを誇っています。 敷地を囲んでいる塀は途中で見えなくなるほどの距離です。 写真では実際の豪華さ部屋の巨大さは想像が及びません。 天井、壁、窓枠にいたるまで純金が使われています。 バルコニーから見えるのはパリのシャンゼリゼ通りと 同じものを作らせたという統一通り。 コレを造るために愚かな大統領は歴史的な建造物を壊しまくりました。 軍事博物館の庭に展示されているミサイル。 小銃を持った兵隊さんが監視しています。 コレはまだきれいな方のアパート。 首都の真ん中に荒廃した印象の空きビル。 落書き展示場の様相。 「大きな犯罪は小さいうちに芽を摘む」の破れ窓の理論からすると 落書きを放置するとこのようにエスカレートします。 お次が怖い・・・ 首都の真ん中の道路で穴ぼこ。東京では考えられない。 強い陽射しの中で仕事をするには裸になるのが一番? ノラチャン天国の国で珍しく見かけた飼い犬は 今は日本でも珍しい「土佐犬」でした。 こちらはお馴染みのノラちゃん。 手前の格子の中からも顔を出しています。 HOME INDEX TOP NEXT |