カルナックの石群と塩のゲランド

カルナックには
数キロほど先史時代の巨石が残っています。

野原にズラリと石が並ぶ不思議な光景を目にすると
有名スポットばかりが注目を浴びているフランスにも
このようなところがあったのだと思ったものです。

フランス写真 カルナックの石群




フランス写真 カルナックの石群の遠景


観光客はほとんどいません。

フランス写真 カルナックの石群の観光客


プチトランは4月から9月までの限定。

フランス写真 カルナックのプチトラン

行く先々で出会います。

同じルートだもの当たり前。



さて、おつぎはどこへ行くの?

塩田を見に行く。

エッ、フランスに塩田があるの?
でも遠回りはイヤよ。
スケジュールがきつくなるから

ここからすぐだ。

オットの「すぐ」は
たとえれば東京と大阪くらい。

疑心暗鬼のままの車中から、
とりあえず回りの風景を楽しむ。



ここがゲランド?

手にしている国民的ガイドブックに一行の紹介もない。
オットはどこから情報を得たのか?

旅行前に観光情報をほとんどチエッックしない
ズボラ夫婦です。

フランス写真 ゲランド


城壁の中の町。

フランス写真 ゲランドの城壁の中


とてもこじんまりした印象です。

フランス写真 ゲランドの城壁の中の通り


おいしそう・・・

フランス写真 ゲランドの市

目の覚めるような色鮮やかなマカロン。
見るのは楽しいけれど、
食べるとなるとちょっとなぁ・・・

フランス写真 ゲランドのお店

城壁の周囲はブラブラ歩いても
10分とはかかりません。

フランス写真 美しいゲランドの町




フランス写真 ゲランドの城壁の周囲の美しい風景

突き当たりの建物のところが反対側の城門。
この通りの小さな商店で名産らしい塩を購入。

ついでに塩田の場所の案内を乞いました。






フランス写真 ゲランドの城門

郊外には一面の野原に日本の水田のようなものが。
アオコが一面に浮いていて鼻が曲がるほどの腐臭。
思わず鼻と口を手で保護。

これが塩田であるわけがないじゃん。
塩田は海岸の浜辺にあるはずのもの。

ゆえにその先の松林を目指します。

フランス写真 ゲランドの塩田


一面の水田?

フランス写真 ゲランドの塩田風景


読めません・・・




読めません・・・



松林の手前の村で様子を聞きました。

どうやらあの腐臭の漂うものが塩田そのもの。
塩田の傍らに「ゲランド」と塩博物館もある。

塩田の脇で若いカップルが小さな車で塩を販売。
追加で1袋買いました。

色は黒っぽくて汚い色でしたがあまりのおいしさにビックリ。
たとえて言うなら塩に味の素をまぜたようなマイルドな感じ。
この塩を使っている間はダシを使う必要はありませんでした。

あっという間に使い切ってしまいましたが
天然のミネラルのおいしさでしょうか?

使い終わりスーパーで探して買った「ゲランドの塩」は
なぜか日本の塩と変わらない味だけれど

どうして?

塩田の腐臭が気になりアオコを調べました。

薬品を使わないアオコ処理のサイトで調べました。

「アオコの発生した水を直接飲む事で
大型の動物までもが死亡することもあります。
またアオコの発生した水を水源として利用した場合
問題となることもあります。
ブラジルのカルアリという町では1996年2月に
人工透析用の水に混入したアオコの毒素
(毒素ミクロキスチン)で126人が発病し60人が死亡。
生き残った人も慢性肝臓障害に苦しんでいます。」

仰天!

フランスのアオコの腐臭がすごい塩田の塩は
大丈夫なのでしょうか?

塩の博物館。

フランス写真 ゲランドの塩の博物館


今晩もこのホテルにお世話になります。

フランス写真 ホテルの写真



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