ナスカの地上絵の遊覧飛行とミラドール地上絵
マリア・ライヘ博物館



ナスカのホテル。




可もなく不可もなし。




二階の各部屋。




質素な朝食。




写真を撮るときお金を要求されましたが
何やってんの?



同じ敷地内にいた二匹とひとり。

「あたしゃ関係ないよ」

ネコちゃんは完璧拒否。



ワンちゃん。
「オイラがこっちに来たから」

やさいし心遣い?




陶器工房を見学。



ナスカの地上絵の解明、保存に貢献した
マリア・ライヘ女史。

ナスカにあるマリア・ライヘ博物館には
女史の研究や保存運動の様子が
資料として展示されています。




女史の生活を再現した部屋。




研究室の再現。



墓地で発見されたミイラの頭蓋骨。
他に発掘された土器なども展示。

(御気分を悪くされたらごめんなさい)



窓ガラスに追突して亡骸になった小鳥さん。
かわいそう・・・

庭に埋葬してあげました。




女史はこの車を使って活動されたのかな?




庭を歩くと・・・




女史と妹さんのお墓があります。



ナスカの地上絵へ行く前に「腹ごしらえ」
広くて開放的なレストラン「ニドレルコンドル」



ドロドロの血のように見えたので
受け付けられませんでした。




こちらはおいしかった。




ちょっと量が多くない?



食べ残しではありません。
パクパクしてから途中で写真に気がつきました。



レストランの広大な庭には
アルパカorヤク(?)や他の動物がいます。

レストランの名前の由来らしき
コンドルもいましたが檻の中なので
うまく撮れませんでした。

わおー、すっごい首!




なにか?

わっつ!!



食事後。

パンパシフィックハイウエイを走り
このような看板を見かけたりします。
ナスカしか読めませーん。




ここは?




遊覧飛行場?




入り口?



なんでここに来るの?

ガイドさんは日本の会社を通じて頼んだけれど
遊覧飛行は頼まなかったはずよ。

死んでも乗るもんですか!

ミラドールの地上からのウオッチだけで
たくさんて言っといたはず。
(たしか代金は飛行抜きで払ったし
送ってきたスケジュールにもなかったわよ)

えっつ、こっちのスケジュールには入っている?

タダで乗れるの?
でも怖いなぁ、どうしよう・・・
タダだよ!
3万円・・・

それからずっと「怖い」「どうしよう」
を延々と繰り返す。

癇癪持ちのオットが「いい加減にしろ!」
と怒鳴るのを期待したのに・・・

「乗ればいいんでしょ!」って
こっちもその気になれるのに。

「オレもおっかない」なんて。

なによ、こんな時に。

ガイドさんは横でイヤな顔ひとつしないし
プレッシャーだよなぁ。

乗らなかったら日本への請求できないのね。

悩むことかれこれ40分。
その間、後から来た観光客が
飛行遊覧を終えて次々に引き上げます。

ナスカへさ、なんで来たの?

そして、ついに立ち上がりました。

これ、待合室。




とうとう飛行場へ出ました。



よせばいいのに待合室でガイドさんに聞きました。

「セスナの事故はどれくらいありますか?」
「そうですねぇ、5年に一度くらい」
「5年・・・最近はいつでしたか?」
「えーと、4年か5・・・前でした」
「・・・」

帰国後まもなく
ナスカのセスナ墜落事故ニュースが流れました。
わずか1ケ月後くらいでしたので
ぞっとしました。

以前、グランドキャニオンの時も
帰国後ほどなくして墜落を聞きました。

その時のツマはもちろんパスしました。
見たがり屋のオットはチャレンジしました。
そしてよほどひどい目に遭ったせいか
ナスカでは自身も迷いに迷っていたらしく
いつのようにツマを怒鳴ることが
できなかったのです。


この方が命を預けるパイロットさん。



セスナはパイロットさんを入れて5人乗り。
前は1人、後ろは3人詰め込まれました。

身動きも取れない狭い空間に
押し寿司状態で押し込められ
それだけでも恐怖!

パイロットさんはラテンモード全開。
乗客の後ろに手を回し片手操縦はお手のもの。
話に夢中になると両手を広げる外人さんしぐさで
操縦カンは完璧にハンドフリー。

オシッコ漏れそう・・・




「ここから落ちたら・・・」



恐怖を押し殺して証拠写真を撮影。
シャッターは無意識に押すだけです。



パイロットさんは操縦がお仕事でも
地上絵のイラストマップなども配ってくださいます。
わざわざ後ろを振り向いて渡します。

(そんなの地上でやっておいてくれよ!)

イラストマップには
ペリカン、クモ、ハチドリ、コンドル、イヌなど
いっぱい書いてあります。

それなりに期待したけれどちっともわかんない。
こんなふうにワケのわからない線が
縦横無尽に走っていて
さっぱり見分けがつきません。



「どこ、どこ、どこ」

下手な太鼓を叩くみたいに何回も聞いて
ようやく目に入ってきたけれど
すごくわかりにくかった。

写真が分かりにくいのも当たり前。

ナスカのシンボル的な「ハチドリ」



地上からも見えるミラドール(観測塔)の
地上絵の「木」を空中からも見ました。

左上の黒いものが観測塔です。
いまからそちらに行きます。

無事に地上に降りられたらね。



どうやら無事。

パンパシフィックハイウエイを走ります。



ミラドール(観測塔)
こちらでもちょっと渋りました。



先人たちは自分たちが引いている線の俯瞰を
どのようにしてなし得たのでしょう。

溝は深さ10センチ、幅20センチ。
車のわだちくらいにしか見えないものだから
俯瞰なしには自分たちが何を作ったのか
理解できなかったはずです。

当時それを可能にできたのは
UFOしか考えられないけれど・・・

地上から見るとなにが何だよくかわからない。





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