黄山山中のホテルと飛来石


黄山は中国の三大名山に数えられています。

黄山市の屯溪から車で1時間半ほどで
「黄山風景区」に着きます。

風景区は許可を得た車しか入れません。
黄山へのロープウエイは風景区のゲートを通過し
さらに細い山道を進みます。

ゲート通過には入場料100元を支払います。

屯系から黄山風景区へ行く道中の風景。



地方の家。

丸い山の斜面は一面の茶畑。




黄山へのロープウエイの駅。

黄山のロープウエイの駅

ロープウエイ乗り場には観光客の列が絶えません。
目の前の山を目指します。

黄山風景区の面積は152u。
72の峰が点在。




高所恐怖症には恐怖のゴンドラ。



笑っていますが
恐すぎて引き攣っています。



宿泊する四つ星ホテル「黄山西海飯店」

いくつかあるホテルの中で最上級とか。

海抜1600メートルの険しい山中に建つホテル。

お値段は高くても下界のホテルと
比べてはいけないようです。

黄山西海飯店

いくつかあるロープウエイのうち
雲海ロープウエイから2キロくらい。
約50分歩きます。

すべて人力で建てたと思うと感心するのみ。

夕日と朝日のスポットにも近いようですが
疲れていたので夕日はパス
朝日はお寝坊なのでこちらもパス。



こじんまりしていますが清潔です。
1万5000円ほどします。
中国の物価からすると大変な額。

立地を考えるとケチな我が家も納得!

黄山西海飯店の部屋


前はエコノミーなホテル。



ホテルへ物資を運ぶ強力さん。

シーツや枕カバーはもちろん
ホテルで使うすべてものが人力の強力さんの
お世話になります。

その量は信じがたいものです。
なぜロープウエイを使わないのかしらと疑問。

それにしてもロープウエイの駅からホテルまで
身軽で歩くのに息切れがします。

強力さんは80キロくらいの荷物を麓から運びますが
もちろん帰りも荷物を運びます。



部屋の窓から見えた強力さんたち。
中肉中背のこの方たちのパワーのすごさを感じます。

ホテルのすべてを請け負っているのを考えると
ちょっと信じ難い気もします。



ホテルでの大量の食事の材料も
このようにすべて歩いて運びます。

黄山の強力

このような平坦な道はめずらしく
急な坂道ばかりです。



「飛来石」
黄山の中でも人気の石。

高さ12m、重さ600トンの巨石は
空から飛んできたように見えることから
この名前がつけられたとか。



角度を変えるとこのような感じ。

突端に出る通路は一人がやっとのスペース。
元気の良い中国の人が後から来ると
押されやしないかと恐怖!

黄山の飛来石

写真の撮り方が傾いているのではありません。
傾いているのは石と崖。

黄山の飛来石


あちらに見えるテレビ塔と観測所を目指します。



ホテルへ水を供給する貯水池が青く見えます。
その背後に見えるのがホテル。




飛来石があんなにちいさくなりました。




中国製天然のゴミ箱。




黄山の最高峰の1800bの頂上は気象台。

黄山の気象台







テレビ塔も見えます。



左の山は「天都山」。
標高はこちらより低いのですが
とにかく頂上へのアプローチがとてもドラマチック。

テレビやネットの画像で見てショックを受けました。
高所恐怖症には絶対無理だろうと思いるる
現地に着くまでは登る気でいました。

そしてやはり諦めました。

中腹にホテルらしき建物が見えます。

中国の人力パワーに敬服!




夜のホテルのロビー。



奥はレストラン。
写真を撮るのを忘れました。



前のホテルのライトアップ。
このような山中で良いやら悪いやら・・・

黄山のホテルのライトアップ


明日こそが黄山登山の本番。

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