長春から大連 列車の旅 長春から大連は瀋陽経由で9時間の車中。 長春の駅。 待合室。 出発時間が迫ると立っていても押し合う状態。 中国で鉄道の旅をするとこうなります。 ロシアとの国境近くからくる列車。 これに乗ります。 遠くからやってくる乗客は 既に一日以上の列車の旅をしています。 足の長さを持て余し? 中国方式でくつろいでいると 車掌さんがやってきます。 すでにチケットの検査は乗車時に済ませ 今はチケットと札の交換のため。 交換用の金属製の札。 前回の乗車のものとまた違うデザイン。 ベッドに寝転ばない人たちは 通路の席で過ごします。 くつろいだファッションの女性もいます。 車内販売のお弁当売りもやってきます。 ほとんどの人が食べ物持参です。 もちろんわが家も 食糧品をたくさん仕入れてきました。 熱湯が出る給湯機。 インスタントラーメンの匂いが車内に立ちこめます。 窓外の景色。 ロシアとの国境からやってくる列車には ロシア人の姿もたくさん見られます。 わたしたちの車両のほとんどが ロシア人家族で占領されました。 女の子たちがはしゃぎまくっています。 もったいないことに中国人男性は 迷惑そうでしたが・・・ この光景になると俄然興味がわいたようです。 以前にも書きましたが上段のベッドへは 足をかけている10センチ四方の金属板だけ。 そこに足を載せます。 そして反対側のベッドを借りて体を支え 這い上がるように伝い上る難業を強いられます。 降りるときはこのように。 このご夫妻は長春から大連へ遊びに行くところ。 幼い子供を両親に預けてきたそうです。 中国もレジャーにかける情熱は強いようです。 中国人の平均的な年収を考えると、 この列車の運賃は高くホテル代にしても 安くありません。 警察とIT関連の共働きご夫婦なので 比較的裕福なのでしょうか。 窓外の風景が変わってきました。 大都会の大連はもうすぐ。 さぁ、大連だ。 ここでは何が待っていてくれるのかな? HOME INDEX TOP NEXT |